歩み
1989年 国立療養所宮城病院の木村格先生(会長)、藤井俊勝先生、深津玲子先生と南東北病院の佐藤睦子先生を中心
に発足。
同年7月15日に第1回を開催、事務局:深津玲子
1991年1月12日 第2回を開催し、それ以降は毎年1-2月に途切れることなく開催
1998年〜 会長:山鳥 重(東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学)、事務局:佐藤睦子
2004年〜 会長:森 悦朗(東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学)
2018年〜 会長:鈴木匡子(東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学)
第 1 回〜33 回 東北神経心理懇話会 特別講演
(所属は講演当時、敬称略)
第1回(1989年)
失語症からの回復 東京大学神経内科 岩田 誠
第2回(1991年)
神経心理と画像診断 国立療養所福岡東病院脳卒中センター 田川 皓一
第3回(1992年)
記憶障害の臨床 兵庫県立姫路循環器病センター神経内科 山鳥 重
第4回(1993年)
前頭葉症状と神経心理学的検査法 慶應義塾大学精神神経科 鹿島 晴雄
第5回(1994年)
常同性発話をめぐる話題 国立精神・神経センター精神保健研究所 波多野和夫
第6回(1995年)
中枢性聴覚障害 東北大学教育学部聴覚言語障害学 永渕 正昭
第7回(1996年)
大脳高次運動野研究の新しい展開 東北大学第二生理学 丹治 順
第8回(1997年)
Marchiafava-Bignami病と半球間離断症候 昭和大学神経内科 河村 満
第9回(1998年)
失語を構成する言語症状とその解剖学的基盤 新潟大学神経内科 相馬 芳明
第10回(1999年)
痴呆疾患の症候学的理解とケア 愛媛大学精神神経科 田邉 敬貴
第11回(2000年)
記憶障害の臨床神経学 兵庫県立高齢者脳機能センター臨床研究科 森 悦朗
第12回(2001年)
痴呆患者とのコミュニケーション -最近の研究とコミュニケーション・ケアの提言-
広島県立保健福祉大学コミュニケーション障害学科 綿森 淑子
第13回(2002年)
半側空間無視患者は何を見て何を無視しているか
東京都神経科学研究所リハビリテーション研究部門 石合 純夫
第14回(2003年)
道具 -「想い」のかたち- 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 入來 篤史
第15回(2004年)
ものを見てわかるということ -視覚の神経心理 -
東北大学大学院医学系研究科障害科学高次機能障害学 平山 和美
第16回(2005年)
非侵襲的脳機能画像法による高次脳機能解析
自然科学研究機構生理学研究所大脳皮質機能研究系心理生理学研究部門 定藤 規弘
第17回(2006年)
痴呆のリハビリテーション 神戸学院大学人文学部人間心理学科 博野 信次
第18回(2007年)
脳のしくみと言葉のしくみ 北海道医療大学心理科学部 大槻 美佳
第19回(2008年)
高次脳機能障害および支援事業について
国立身体障害者リハビリテーションセンター病院医療相談開発部 深津 玲子
第20回(2009年)
(1) Frontotemporal dementiaとsemantic dementiaの行動特徴
熊本大学大学院医学薬学研究部脳機能病態学分野(神経精神科) 池田 学
(2) Neural basis of semantic memory -Evidence from semantic dementia-
University of New South Wales, Prince of Wales Medical Research Institute, John R Hodges
第21回(2010年)
ヒトの記憶研究の枠組み 東北大学大学院医学系研究科障害科学高次機能障害学 藤井 俊勝
第22回(2011年)
症状からみる行為・動作実現のダイナミズム -「考えるヒント」-
北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科 中川 賀嗣
第23回(2012年)
ジャクソニズムと神経心理学 -意識の解体と鏡現象を考える-
京都大学名誉教授・周行会湖南病院 大東 祥孝
第24回(2013年)
みえるもの、みえないもの 山形大学大学院医学系研究科高次脳機能障害学 鈴木 匡子
第25回(2014年)
自閉症スペクトラム障害の言語
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所児童・思春期精神保健研究部 神尾 陽子
第26回(2015年)
失語症、認知症、そして今 思うこと 東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学 松田 実
第27回(2016年)
Rey複雑図形模写課題の臨床神経心理学 -アルツハイマー病とDLBを対象として-
新潟医療福祉大学医療技術学部言語聴覚学科・同大学院保健学専攻言語聴覚学分野 今村 徹
第28回(2017年)
非器質性精神疾患で神経心理学研究を行ってみて
京都大学大学院医学系研究科脳病態生理学講座(精神医学) 村井 俊哉
第29回(2018年)
認知症症候学の活かし方 -とっておきのビデオ映像を交えて-
高知大学医学部神経精神科学教室 數井 裕光
第30回(2019年)
扁桃体と情動 -症例SMについて- 社会医療法人松平病院 北條 敬
第31回(2020年)
脳内のイメージに魅せられて 足利赤十字病院神経精神科 船山 道隆
第32回(2021年)は特別講演なし
第33回(2022年)
前頭葉・右半球の損傷と精神・行動症状 東京都立松沢病院精神科 西尾 慶之